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減圧手術(PLDD法など)

このページでは、頚椎椎間板ヘルニアの減圧手術(PLDD法など)について紹介します。

減圧手術のなかの代表的な手術法「PLDD」

レーザーで飛び出した部分を無くす手術

PLDDは椎間板に針を刺してレーザーをあてる手術です。レーザーで組織を除去すると椎間板の中に空洞ができ、その空洞を埋めるように、残された椎間板がはみ出した部分と一緒に収縮。空洞の分椎間板がへこむため、神経を圧迫する力が弱まります。レーザーはピンポイントで切ったり焼いたりするのが得意なので、椎間板のような小さくて複雑な部位を手術するのに、とても適した技術なのです。

軽度~中等度の椎間板ヘルニアに有効

PLDDは即効性は高いのですが、手術による椎間板の変化が小さいため、軽度~中等度の椎間板ヘルニアに有効的な手術です。

軽度~中等度の椎間板ヘルニアは、局所麻酔で手術可能。手術では1mmの針を刺して、その中から治療に使用するレーザーファイバーを通します。その後、ヘルニアで膨らんだ椎間板を熱で凝固、収縮させて蒸散を促す方法です。この手術は15分程で終了し、入院せずに帰宅できます。[2]

PLDDのメリット

  • 15分程で終了するので体への負担が少ない
  • 入院の必要がない日帰り手術
  • 効果は即効性が高く、術後すぐに歩ける

PLDDのデメリット

  • 細い頚椎への手術は医師の技術が必要
  • 中等度以上のヘルニアには適さない
  • 頚椎の対応ができるクリニックが少ない

PLDDの手術の流れ

  1. 治療の前の診察
    問診後レントゲンやMRIによる精密検査を行ない、痛みやしびれの原因がヘルニアであるか確認します。治療にPLDDが最適だと判断されたら、ほかの治療法と検討したうえで治療法を選択。施術法がPLDDに決まると手術日を決定します。
  2. 手術の準備
    来院したら手術着に着替え、抗生物質を服用。準備が終わり次第、処置室に移動します。
  3. 局所麻酔を打つ
    手術台に横向きに寝た状態で局所麻酔が打たれます。全身麻酔ではないので、危険性は非常に低いのが特徴です。
  4. 針を入れる
    麻酔が効いたら、ヘルニアの原因になっている椎間板の髄核と呼ばれる部分に針とファイバーを慎重に挿入。そしてレーザーを照射します。
  5. 手術終了
    照射が完了したら、ファイバーと針を抜いて手術終了です。歩いて個室まで戻り、1時間ほど休憩すれば、その日のうちに帰宅できます。リハビリの必要がないので、遠方から来ていても、すぐに地元へ帰れます。

PLDDの手術動画

実際のPLDDの手術の様子が下記の動画から確認できます。

この動画は、伊東くりにっくで歌舞伎俳優の中村橋吾さんの施術を行なったもの。動画は腰椎椎間板ヘルニアのものですが、手順などは参考になるはずです。

PLDD法とは。PLDD法の基本情報

適用となる症状 軽度~中等度のヘルニア
麻酔方法 局所麻酔
手術時間 15分程度(患者によって異なる)
入院期間 1泊2日(手術当日に帰宅することも可能)

PLDDの麻酔方法

従来の頚椎椎間板ヘルニア手術では、全身麻酔が一般的でしたが、PLDDでは局所麻酔下でのヘルニア手術が可能となりました。

そのため、患者への負担を最小限に抑え、速やかな復帰を促すことが可能です。

PLDDの手術時間

PLDDの手術時間は、およそ15分程度とされています。ただし、患者の状態や体質、医師の技量などによって、手術時間が変わる可能性はあります。

PLDDの入院期間

PLDDは非常に低侵襲な手術であり、原則として1泊2日の入院が推奨されていますが、患者の希望や病院の方針によっては入院を必要としない「日帰り手術」も可能です。

PLDDの術後について

PLDDの手術終了後は、基本的に自分で歩いて、もしくは車イスを利用して個室へと戻り、体調が落ち着くまで安静にして休憩を取ります。その後、改めて医師の診察を受けて、問題がないと診断されれば、そのまま退院して帰宅することができます。

PLDDでは術後のリハビリも不要なので、通院治療をしなくてすむ点も特徴です。ただし、合併症のリスクはあるので、担当医の指導の下で術後の検診を行うことは欠かせません。

PLDD法の口コミ

  • 聞き慣れない手術で不安もありましたが、実際に受けてみると痛みなどもまるで感じられず、なんだか知らない間に全てが終わってしまったかのように思えました。また、手術後に休憩しただけで、そのまま帰宅できたことにも驚きました。
  • 保存療法での改善が難しく、PLDDを受けました。PLDDを選んだ理由は、日帰り手術ができると聞いたからです。手術後は1時間ほど安静にしてから、改めて医師の話を聞き、退院。2週間ほどで痛みは解消され、数ヶ月後には軽い運動ができるほどに回復しました。
  • 頚椎椎間板ヘルニアによる痛みで、眠れない夜が続いていましたが、PLDD手術のおかげでリラックスして眠れるようになり、本当に感謝しています。今では趣味のゴルフへ行けるほど回復しており、PLDDを受けて良かったと思います。
  • ヘルニア手術は「切る」ことが必要と考えていたので、不安もありました。しかしネットで「日帰り手術可能」というPLDDを見つけて、即決。手術はあっという間に終わって、術後1ヶ月くらいが経った頃には運動機能も改善しました。

PLDD手術を行なうクリニック

PLDDは医師の技術力が重要になる繊細な手術法です。そのため、全国でも対応できる医師が在籍するクリニックは限られています。PLDDの施術が対応可能なクリニックをピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

伊東くりにっく

伊東くりにっくの特徴

体への負担が少ないPLDD手術の専門医療機関

局所麻酔やメスによる切開がないので傷も小さく、体への負担が少ないPLDD手術を専門としている病院です。PLDDは高度な技術が必要で、全国でも施術できる数少ない施術法。そんなPLDDを専門に取り扱ってきた伊東くりにっくは、これまで、6,000件を超える手術実績があり、全国から患者さんが訪れています。

伊東くりにっくのHPでは、自分の症状がPLDDに適しているかいないかを無料で診断してくれる診断フォームがあります。気になる方は試してみてもいいのでは。

伊東くりにっく
公式サイトで
PLDD診断をやってみる

伊東くりにっくの基本情報

対応可能な治療方法 腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニアのPLDD治療
実績 腰椎椎間板ヘルニア326件、頚椎椎間板ヘルニア40件(2009年)※1
※1 問い合わせの回答より
所在地 大阪市福島区福島1-1-51 堂島クロスウォーク4F(大阪中之島クリニックモール内)
診療時間 10:00~12:00、13:00~17:00(手術13:00~15:00)
休診日 土曜・日曜・祝日

あいちせぼね病院

あいちせぼね病院の特徴

全国有数の背骨の治療実績がある病院

背骨治療において全国トップクラスの実績を誇る病院で、年間1,300件以上の背骨の手術を行なっている専門医師集団を揃えるクリニックです。

最高の医療サービスを提供するため、最新の医療技術や高品質の設備、器具などを用いることから、自費診療となっています。費用面で不安な人は、クリニックに相談してみてください。

あいちせぼね病院の基本情報

対応可能な治療方法 PECF経皮的内視鏡下頚椎椎間孔拡大術、PECD(PED)経皮的内視鏡下頚椎ヘルニア摘出術、ACNR人工頚椎椎間板置換術、MECL内視鏡下頚椎椎弓切除術、MECF内視鏡下頚椎椎間孔拡大術、ラミノプラスティー頚椎椎弓形成術ほか
実績 PECF(経皮的内視鏡下頚椎椎間孔拡大術)78件、PECD(経皮的内視鏡下頚椎ヘルニア摘出術)16件、MECL(内視鏡下頚椎椎弓切除術)5件、MECF(内視鏡下頚椎椎間孔拡大術)10件、ラミノプラスティー 頚椎椎弓形成術40件、ACDF(頚椎前方除圧固定術)6件/平成29年※1
※1 あいちせぼね病院公式HPより(https://www.itoortho.jp/images/pdf/ope_number.pdf)
所在地 愛知県犬山市五郎丸上池31番地1号
診療時間 8:00~12:00、14:00~16:00
休診日 木・日・祝日

そのほかの減圧手術

減圧手術では、中等度にはminiPECD(経皮的内視鏡下頚椎ヘルニア摘出術)、中等度~重度のACDF(前方除圧固定術)、PECF・MECF(内視鏡下頚椎椎間孔拡大術)、PECD(経皮的内視鏡下頚椎椎間板摘出術・前方アプローチ)と段階に分かれて行なわれます。

miniPECD(経皮的内視鏡下頚椎ヘルニア摘出術)

4ミリといった小さな切り口から経皮的に内視鏡を入れ、レーザー光線などで髄核凹凸を凝縮固定化します。神経に接触することがなく、術後に癒着することもなし。少ない侵襲で、突出してしまったヘルニアにも対応可能です。

入院日数 1日
傷跡 不明
費用 130万円ほど

ACDF(前方除圧固定術)

皮膚を4~5cm切開して、顕微鏡を使って椎間板を切除し、チタン製のスペーサーなどを入れて椎体を固定。ドリルなどで骨棘を取り除くことで、脊髄や神経根への圧迫感を除去します。

入院日数 9日ほど
傷跡 不明
費用 不明

PECF・MECF(内視鏡下頚椎椎間孔拡大術)

7~16mmほど切開し、経皮的に内視鏡を挿入。神経を圧迫している骨や靭帯、変性椎間板、椎間板ヘルニアなどを取り除き椎間孔を拡大します。これをすることで、肩から上肢にかけて感じられていたしびれや痛みが軽減されます。

入院日数 1~2日
傷跡 不明
費用 130万円ほど

PECD(経皮的内視鏡下頚椎椎間板摘出術・前方アプローチ)

比較的重度のヘルニアで、痛みが強いものの骨棘が顕著でない場合におこなわれます。全身麻酔を使用し、直接ヘルニアを摘出。レーザー光線で髄核凹凸を凝縮固定化します。首や肩、腕などへのしびれや痛みが軽減されますが、まれにしびれが残ることもあります。

入院日数 1泊
傷跡 不明
費用 130万円ほど

参考サイト・参考文献

厳選!頸椎椎間板ヘルニアの名医がいる病院5選 ⇒詳しく見る

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頚椎椎間板ヘルニアの治療方法

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