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頚椎椎間板ヘルニアの初期症状は

このページでは、頚椎椎間板ヘルニアの初期症状について解説します。

頚椎椎間板ヘルニアの初期症状

首が痛い男性

ただの肩こりと思っていたらいつの間にか重症に!?頚椎椎間板ヘルニアの初期症状について詳しく紹介します。

首、肩の痛み

頚椎椎間板ヘルニアの初期症状として代表的なものは、首の後ろ側から背中にかけて痛みやこり、だるさ、違和感です。胸の前方にも痛みを感じる人も。「なぜ胸?」と思うかもしれませんが、これは頚椎の後ろにある椎間関節と呼ばれる部分が、ヘルニアによって張り出すことが原因で起こる痛みです。椎間関節が張り出すことで筋肉や神経に影響を及ぼし、痛みやこりとなって現れるのです。

だるさや違和感などは日常の疲れが溜まっているときにも出やすく、慢性的なものになっている人も多いので、頚椎椎間板ヘルニアの初期症状とは気付かずにスルーしてしまうことがほとんどです。ましてや首から離れた胸の痛みで「頚椎椎間板ヘルニアの初期症状だ」と気付く人はごく少数でしょう。

腕、手の痛みやしびれ

頚椎椎間板ヘルニアが初期から進行すると出てくるのが、腕と手に痛み、しびれ、握力低下、むくみ、背中の痛みです。中でも、首は後ろに伸ばしただけで激痛が走ることもあります。これらは頚椎椎間板ヘルニアの進行に伴い、神経に大きな影響が出た結果、起こる症状です。特に7つある頚椎のうち、4番目以下の神経根が圧迫されると腕や手に痛み、しびれが発症します。

度重なる激痛など、わかりやすい症状があれば、すぐに病院にかかろうと思えるのですが、むくみ程度であれば「病院までは…」と思ってしまうのが人間というもの。仕事や家のことに追われて病院が後回しになり、結果より進行してしまうことも多いと言います。

初期症状の放置は危険!

頚椎椎間板ヘルニアが進行してしまうと、さらに症状は深刻になります。徐々に手足の麻痺が進み、小さな物を持てなくなったり、転びやすくなったりします。さらに悪化すると、排尿や排便などの感覚がわかりにくくなり、排泄そのものが困難になることもあります。最悪の場合、運動機能が完全に失われて歩けなくなるような重い障害が残ることもあるほどです。初期症状と思しきものがひとつでも思い当たるようなら、早めに病院の診察を受けましょう。初期の段階であれば、簡単な治療で完治できます。

自分が初期の頚椎椎間板ヘルニアなのかを知るには?

今抱えている首の痛みは頚椎椎間板ヘルニアが原因かどうかを知るには、当然ですが病院へ行くのが一番。とはいえ、そうそう簡単には行けません…。

当サイトで紹介しているクリニックの中には、「首痛・肩こり・手指の痺れ問診票」を掲載して、初期の頚椎椎間板ヘルニアに効果があるレーザー治療に適しているかを判断してくれるフォームを設けている所もありますので、参考に見てみてはいかがでしょうか?

PLDD無料診断

引用元:伊東くりにっく https://www.ito-pldd.com/check/n_s_medical_questionnaires/form

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このあともご説明しますが、初期症状を放置して進行してしまうと、歩行・排尿障害など、重い症状があらわれます。出来る限り早めに診断を受けましょう。初期のうちなら、治りやすいです!

頚椎椎間板ヘルニア初期の治療法

頚椎椎間板ヘルニアの初期症状に対しては、どんな治療法が効果的なのでしょうか。ここでは初期治療の代表的なものを紹介します。

保存的治療

保存的治療とは、体をなるべく傷つけずに治療する方法で、外科手術以外の治療法全般を指します。頚椎椎間板ヘルニアの代表的な保存的治療は、首を安静にして薬の内服で改善を目指す方法です。

頚椎カラー(ネックカラー)という装具で首を固定し、安静にさせたうえで内服薬による治療を行ないます。首を固定することで、筋力の低下を引き起こす可能性があります。しかも、完治ではなく改善を目指す治療法なので、再発のリスクと隣り合わせの状態になってしまうおそれがあることを考えておかなければいけません。

内服薬

内服薬による治療は、頚椎椎間板ヘルニアの保存的治療のひとつです。痛みを緩和するために動作や姿勢に気を付けるのはもちろん大事ですが、それだけでは痛みがなかなか治まらないこともあります。その場合に提案される治療法が、頚椎カラーの装着と筋肉の動きを緩める筋弛緩剤、消炎鎮痛剤、鎮痛薬のオピオイド、ビタミン剤の処方です。それでも痛みが治まらない場合は、ブロック注射(頚椎硬膜外ブロック、頚椎神経根ブロック、星状神経節ブロック)を行なうこともあります。しかしこれらは神経の炎症を緩和するだけにしかすぎません。ヘルニアの症状を完全になくすわけではないので、再発する可能性があります。

牽引療法

牽引療法

引用元:メディカルノート https://medicalnote.jp/contents/150502-000005-IBWDNY

牽引療法は、専用の器具を用いて首を軽く引っ張り上げる治療法です。昔から行なわれている治療法のひとつで、どの程度行なうかは症状によって異なります。1日2~3回、10分ほど首を引っ張るのが一般的な方法です。即効性はありますが持続性が短く、牽引直後から1~2時間ほどしか効き目がありません。

この牽引療法は、手術の恐怖心や年齢からオペができない患者さんにも実施されますが、基本的には軽症の患者さんが対象です。そのため、運動麻痺が見られる患者さんは除外されます。外科手術が用いられるケースがほとんどです。

牽引療法は一時的な効果しかないので、再発を繰り返すことを忘れてはいけません。

PLDD(レーザー治療)

PLDD(Percutaneous Laser Disc Decompression)は、椎間板の中にある髄核にレーザーファイバーを刺してレーザーを照射します。レーザー光線で髄核を蒸発させることでヘルニアを解消します。手術以外の治療法で十分な効果が得られなかった人が選択しているケースが多い治療法です。切開手術より適応範囲が狭いものの、初期~中期の頚椎椎間板ヘルニアには効果的で、再発の可能性も低い手術です。ただし、椎間板のように小さくて、複雑な部位を手術するので、腕が確かな医師でないと、効果が発揮されないのがネック。腰椎椎間板ヘルニアではPLDD手術を受けているのに、頚椎椎間板ヘルニアのPLDDは受けていない病院があるのはそのためだとか。

このサイトではPLDD法の名医を紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。また、PLDDについて詳しく解説したページもあるので、参考にしていただければ幸いです。

頚椎椎間板ヘルニアの中期~後期の症状と治療法

頚椎椎間板ヘルニアが進行すると首や肩、腕や手以外にもさまざまな場所に症状が現れてきます。特に中期~後期では、頭や首から離れた脚など症状は全身に及び危険な状態になることも。代表的な症状と効果的な治療法を紹介します。

頭痛、めまいなど

頚椎椎間板ヘルニアが中期まで症状が進行すると、めまいやふらつき、耳鳴りなどが出てきて、症状が悪化すると脳梗塞に発展することがあります。さらに進行すると、骨が変形し骨の周りにある血管を圧迫。すると脳への血流が悪くなり、脳が正常に活動できずめまいや耳鳴りが発症します。

効果的な治療法

頭痛やめまいなどを発症している場合はリハビリと、後頭部・頚部神経ブロック注射が有効です。症状が進行し、椎骨動脈不全症や脳梗塞の恐れがあるケースでは、首の前方にある星状神経節に注射をする星状神経ブロック注射、血管拡張剤などで治療して血流を確保します。

歩行障害、尿失禁

頚椎椎間板ヘルニアが進行すると、歩行障害や尿失禁などを発症します。症状は徐々に悪化し、酷くなると足が動かせない状態に。その原因は、足の神経が通る頚部脊髄が圧迫されることです。場合によっては飛び出した椎間板が、徐々に脊髄を圧迫し神経障害が発症します。

効果的な治療法

症状が軽い場合は、リハビリで基礎体力を向上させて、身体のバランスを整えていく治療法が効果的です。ただし、日常生活に支障が出るほど重症化している場合には、必ず手術が必要になります。手術には高度な技術が必要になるため、熟練した整形外科医が在籍する病院を選びましょう。

ヘルニアは全身に影響を与える病気

頚椎は体のあちこちにつながる神経の通り道ですから、頚椎近くの脊髄が圧迫されることによって、頚椎周辺以外にもさまざまな症状が現れます。腕や手、指の痺れ、痛み感覚が鈍くなるなどの障害(感覚障害)、頭痛めまい耳鳴りなど、首以外にも初期症状が見られることも少なくありません。また症状が進行すると、下半身の神経が通る脊髄を圧迫することで、歩行障害や尿失禁など首から遠い場所にも症状が現れてきます。

初期症状から頚椎椎間板ヘルニアが原因で起こっていることを突き止めるには、専門医による的確な診断を受ける必要があります。初期の段階で頚椎椎間板ヘルニアに気づくことができれば、日帰りでできる簡単な手術で完治することも可能なので、ぜひ早めの受診を心がけてください。

実は発見しにくい頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアは腰のヘルニアに比べて、病院でも発見しにくい病気です。ここでは発見しにくい原因を詳しく解説します。

レントゲンでは発見できない

頚椎椎間板ヘルニアはレントゲンでは判断できず、MRIを使用しはじめて診断ができます。しかし、MRIがある病院は多くありません。たとえ設備があっても、重症患者または限られた病気の診断にしか使われないケースがほとんど。そのため、頚椎椎間板ヘルニアという診断がなかなか下されず、自覚症状が出るほど重症化して初めて診断されることが多くあります。

症状が出ない場合がある

頚椎椎間板ヘルニアは症状が現れないケースがあります。椎間板がつぶされて中にある髄核が椎間板の外にはみ出ても、周辺にある神経を圧迫しなければ、痛みやしびれが起きません。

ヘルニアの状態なので、首が動かしづらくなることはあります。しかし違和感しかなく、日常生活にさほど支障が出ないので、病院に行く方は少ないのが現状です。しかし症状がなくてもヘルニアは徐々に進行して、いずれ身体に異変をもたらします。その時に慌てて病院でMRI検査を受けて、そこで発見されることも少なくありません。

参考サイト・参考文献
あいちせぼね病院:頚椎椎間板ヘルニアとは
伊東くりにっく:首の痛み痺れの原因について

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